FabLab仙台レポ

2014年9月8日、浜松に続き、FabLab仙台(FLAT)に行って来ました。
仙台は現在、国内で最も北にあるFabLabです。



仙台駅に到着



仙台駅から歩いて行け、大通りに面した雑居ビルの中にあります。



一見何処にあるかわからない・・



良く見るとプレートはレーザー加工ですw



4Fに上がると、開け放たれたドアからツールボックスが見えます。



入り口から



入り口にある作品棚



FabLabの条件のひとつとして「Fab Charterを掲示すること」がありますが、その掲示方法はラボそれぞれです。
仙台ではMDFを塗装して、その表面をレーザーで彫刻したものでした。
うちのようにシナベニアに直接彫刻する場合に比べ、コントラストが強くて見易いです。



レーザー加工機はhajimeと



UNIVERSALが各1台。UNIVERSALの方はマネージャである渡辺さんの私物とのこと。



レーザーの排気部をレーザーで作成しているのは定番?
ネジでクランプ圧を調整できるようになっている辺りが細かい。



先日の展開図武道会2014で優勝した作品も。



こちらは地元の工芸家と研究している、レーザー加工と箔押し加工のコラボ作例。



こちらも地元の会社とのコラボで生まれた製品で、トランペットの先に付ける「ミュート」。
3Dプリンタでいろんなアレンジができるとのこと。
凄いのは、3Dプリンタ出力そのままで製品化してしまったこと。

FabLab仙台は宮城県の緊急雇用創出事業で運営されており、地域のビジネス創出支援などがミッションとのことです。同モデルはIAMASのf.Laboがそうでしたが、この事業は1年間などの期間が設定されているため、その後の運営費用の調達方法が課題となっています。FabLab仙台は来年3月で事業が終了となるため、現在その後の運営に向けた調整を行っており、引っ越しも視野にあるそうです。