Altium Designer18のUI

AltiumがVer.18にアップデートされましたが、今回のメジャーアップデートではこれまでとUIが大分変わったので、忘れないようにメモ。

1. License Managementの在り処
17までは、メニュー左端のDXPの最初に「My Account」があり、ここからLicense Management Windowを開けました。しかし18のメニューにはDXPがありません。代わりに一番右端の人の頭のアイコンをクリックすると出てくるプルダウンメニューの2番目にLicense Managementがあります。



2. 回路図のシートサイズ、グリッドやタイトル変数の変更
17までこれらは、回路図シート上で右クリック→Options→Document Optionsもしくは、シートの縁をダブルクリックで変更できましたが、18は後者のシートの縁のダブルクリックのみとなったようです。


シートの縁をダブルクリック


設定画面は別Windowではなく、ドッキングウィンドウになった。シートサイズなどのパラメータだけでなく、他の様々なパラメータもドッキングウィンドウになった模様。いちいちパラメータ設定後にOK/Cancelボタンを押さないのが今風。個人的にはこっちの方が一覧性も高くて好きだが、ノートなどで画面が狭いと見難いかも?Inspector Windowと統合されたということ?



3. デフォルトで部品がスペースキーで回転しないのは17と同様
「Always Drag」をOFFにすれば良い。設定画面は、メニューのTools -> Preferences -> Schematic -> Graphical Editing の Optionにある。



4. Find Similar Objectなどでマスクした後、マスクを外すのは、メニューバー下の「Clear Current Filter」アイコン
もしくは右クリックで同アイコンか「Shift+C」



PCB Editorの方もInspector Windowが無くなったが、それ以外は今のところあまり差異を感じない。