カフェっぽくはないアイテムその2


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今期最後の大型機材である、レーザー加工機が納品されました。
EPILOG社のLegend Mini24 Laser 60Wです。

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今回は41kgと、これまでで一番軽いかも?
ただ、サイズはW876xD660xH406mmと大きめです。
ちなみに最大加工サイズ(ワークサイズ)はW610xD305xH203mm

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オペレーションはこれまでの機材の中で一番簡単で、Ethernet接続すればネットワーク・プリンタとして見えます。
CAMソフトは、CorelDraw推奨w 小型レーザー彫刻機では何故かデファクトみたい。

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5mm厚のアクリルを切ってみた。

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赤いレーザーは位置確認ガイドで、実際にカットしているレーザー光は炭酸ガスレーザーのため赤外で不可視。

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加工は大きく、ラスタスキャンによる彫刻と、ベクタスキャンによるカットの2種類がある。ただし、ラスタスキャンはプリズムでも、ガルバノでもなく、ただXYヘッドが動くだけなので、この2種類のスキャン方式に関してハードウェア的には違いが無さそう。

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お勧め設定のSpeed=3%, Power=100%でカットした断面。
溶け過ぎて、パーツの一部が欠けてしまった。
三角形の痕は、溶けたときにハニカムテーブルのエッジに食い込んだためにできたもの。

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10回くらいパラメータを変えてカットした結果、一番良さそうだったのが、Speed=8%, Power=65%とした場合。まだ少しハニカムテーブルのエッジの影響を受けているので、テーブルを考えた方が良さそう。
材料の種類や厚みが変わる毎にデータを蓄積する必要があるけれど、基本的なパラメータ数が少ないので、マウンタや基板加工機に比べれば大分お手軽。

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おまけ。

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Speed=50%, Power=15%にしてみたけれど、彫刻はカットよりもそれほどパラメータの差による影響がなさそう。
つづく。