アルミフレームの棚


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機材が大分増えてきたので空間有効利用ということで、棚を設計しました。
測定機材を載せるため、軽量で頑丈なアルミフレームを使用しました。
こちらが簡易設計図。

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アルミフレームのメーカはいくつかあって、各社のフレームパーツは互換性がないようなので、
一旦いづれかのパーツを選択すると、全て特定メーカ製のもので統一することになります。
パーツの種類が豊富なのと、カタログが見やすかったという理由でSUS社のSFシリーズを選択しました。
こちらが簡易設計図を基にSUSが作ってくれた設計図。

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3週間程で各フレームパーツが届きました。

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今回選択したのは幅40mmのSF2-40・40と回り止付ハードブラケットSFK-N64, SFK-N65他です。
棚を支えるブラケットはノーマルタイプと「回り止付」の2品種がありますが、頑丈さだけでなく、
組み立て性の面からも「回り止付」の方がお勧めです。

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まずは側面から組み立てます。

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側面完成。

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次に垂直方向にフレームを接続します。

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しかし、このときフレームの溝に差し込むTナットが、垂直方向だと下に落っこちてしまい組み立て辛いです。

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そこでブラケット側にボルトでTナットを仮止めしておき、

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上から差し込むと簡単です。

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同様に全部のフレームを立てたら、反対側面のフレームを組み立てます。

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キャスターも付けてスケルトンが完成。

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次に棚(アルミプレート)を取りつけます。

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棚を固定するために溝にTナットを入れます。

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Tナットにはフレームの端からでないと差し込めないもの(SFB-004など)と、後で途中から差し込めるもの(SFB-625など)があります。
後入れタイプは先入れタイプに比べて強度が下がりますが、好きなところに設置できるメリットがあります。最初にTナットがずれないようにするサポート材(SFA-9A3)を挿入します。

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このサポート材が傾きやすく結構入れ辛いのですが、ドライバー等で2箇所の穴を垂直に押し込むと正しい位置に入ります。

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正しく入ったサポート材。

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次にTナットを斜めに傾けて挿入します。

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中心のネジ穴位置がずれているので、

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ドライバー等を使って中心に来るように調整します。
慣れると指でも調整できます。

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正しい位置に入ったTナット。

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最後にアルミプレートを載せて、ネジ留めすれば完成です。

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カフェ?

つづく。