一夜漬け電気工事士


先日食品衛生責任者になったところなのになんだか順番がおかしい気もしますが、今度は第二種電気工事士の試験を受けて来ました。先週、今週と仕事が詰まっていて改装も進んでいませんが、試験日は待ってくれないので結局一夜漬けで、ちゃれんじです。
別に今回の改装工事だけなら、メンバーの摩訶さんが既に免状を持っているので絶対に必要というわけではないのです。でも屋内配線なんてしょっちゅうやるし、いい機会なので取っておくことにしました。

Denki2
試験内容や範囲も良く分かっていないので、とりあえず前日の6/7に近所の本屋で参考書を購入。

一晩だととても全部目を通す時間はないので、うちオーム社編の「これならわかる!第二種電気工事士筆記試験」を中心に、残りの2冊は参考程度。
これならわかる!第二種電気工事士筆記試験 (LICENCE BOOKS)

これならわかる!第二種電気工事士筆記試験 (LICENCE BOOKS)

第二種電気工事士筆記試験模範解答集〈平成20年度版〉

第二種電気工事士筆記試験模範解答集〈平成20年度版〉

一発合格 第2種電気工事士筆記試験予想問題集〈2008年版〉

一発合格 第2種電気工事士筆記試験予想問題集〈2008年版〉

開くといきなりカラーの「鑑別写真」というスイッチとか工具などの写真が140点くらい掲載されていて楽しそうです。筆記試験は大きく3つに分かれており、

項目内容
一般問題電気の基礎理論,配電理論と配線設計,電気機器・配線器具と材料及び工具,電気工事の施工方,一般用電気工作物の検査方法,法令
鑑別問題電気機器・配線器具と材料及び工具
配線図問題(材料等選別問題を含む)図記号,条数,配線器具,工具

となっています。


電気の基礎理論はいいとして、それ以外が知らないことだらけです。
材料にしても例えば「TSカップリング」って何かと思って、ぐぐると何か違うカップリングがたくさん出てきますw
「ねじなしカップリング」って、どうみてもネジが付いてるよな・・とか。
用語の定義にしても「人が容易に触れるおそれがある場所」は床上1.8m以下、屋外地表上2m以下、「人が触れるおそれのある場所」は床上1.8mを超え、2.3m以下、屋外地表上2mを超え2.5m以下の場所・・なんて知らないお。

世間では、電子工学も電気工学も違いがなくて、FPGAいじりながら電柱に登ってると思われることがあります。
確かに基礎は共通するところが多いけれど、扱うサイズと実装方法が全然違うのに・・
でも、金属管工事は、なんかHALF-LIFE2の世界みたいで気に入ったかも。コンクリートの壁に囲まれた地下の水の溜まってるところで、ぱしゅ!ぱしゅ!って火花が散ってるところとか。「低圧ノップがいし」とかもいいな。
とかやってるうちに朝になって、そのまま東京理科大学へ。


7年ぶりの筆記試験。マークシートは14年ぶりかも?
分量の割に時間が2時間と長いため、1時間で退出する人が続出。
でも、ハキム・アシュミードの「タイムトライアルってわけじゃない、与えられた時間はギリギリまで有効に使わせてもらった。」という言葉を思い出して2時間完遂。

で、自己採点結果は50問中6問間違って、88点
一夜漬けにしてはまあまあです。
ということで次は技能試験? とりあえず何をやるのか調べないと・・
つづく。